人事部小島です。

 

3月から2019年卒の就職活動が解禁されますね。
4月からは2018年卒の新卒が社会人デビューします。
人事部の人間としては新しい社員を迎えて、
元旦よりも3月４月が新年！って感じです。

 

 

 

 

さて、今回はそんな就活生、新入社員向けの記事にしたいな～
と考えていて、これまでやってきた
研修内容を振り返っていました。
その中からひとつネタを抜粋して記事にしたいと思います。

 

 

「学生から社会人になるとどうなるの？」

 

 

学生から社会人になる。
もはや変わらない事の方が少ないのではないか？
というくらいガラッと生活が変化します。

 

 

入社を目前に控えた方はこの時期ドキドキですよね（笑）
私が新卒の時、人事になって、
新卒教育していて思うことは3つあります。

 

 

１．大人なのに新人

 

 

一人前の大人なのに社会に出たての新人。
最初はわからないことだらけなのが本当につらかったです（笑）
なにが正解かわからない、いろんな単語が飛び交ってる。
まるで外国に来たかのような、そんな感覚に近かったと思います。

 

 

でもそんな環境でも安心してください。
私自身も当時は

 

「社会人になったからには
わかってて当たり前、できて当たり前なんだ…」

 

という謎の頑張らなきゃという思い込みがありましたが、
いざ新卒を研修する立場になると、
教える側は「わからなくて当たり前」って思うんですよね。
プレッシャーを感じていた当時の自分に教えてあげたいです（笑）

 

 

きっと最初はいろんなプレッシャーがあったり、
変なストレスがかかっちゃうと思います。
でも心配しないでゆっくり吸収してください。
大事なのは最初から分かっていることではなく、
教えてもらったことをちゃんと吸収することです。

 

 

２．一言一言の重みが違う

 

 

学生時代って「行けたら行く」とか「多分」
って言葉を多用していました。
でも社会人になるとそういう曖昧な言葉は、
相手の信頼も失うし何よりトラブルを招きます。

 

 

採用活動で面接をやっていたりすると、
「できる？」という質問に対して「多分できます」とか
「できると思います」とか、そういう答えよりも
「できません」みたいにはっきりYESかNOを答えてくれる方が、
信頼できそうだなって印象を持ちます。

 

 

これから社会に出る人（新卒や就活生）を
なんでもできるって思っていないですし、
できないと言われたことはこっちが教えなきゃ！ってなるので、
何より大事なのははっきり伝えられる「誠実さ」です。

 

 

３．とにかく疲れる！

 

 

就活や社会人として働きだすと、
7～8時間働くことがすごく疲れます。
「バイトの時も8時間働いてました！」
っていう学生さんをよく聞きますし、
それ以上働いていた学生さんもいるかもしれません。
でも上で言った「なにもわからない」状態で、
しかも吸収していかなきゃいけない、
その段階の8時間って全然違うんです。
特に金曜日の夕方あたりは眠気との戦いです（笑）

 

 

これの解決策としては、もう「慣れ」なんです。
こればっかりは「慣れない状態」を
いかに早く「慣れた状態」にするか、
そのために同期や先輩、職場をいかに理解できるかがカギです。

 

 

リペアでは新卒社員への「残業ゼロ」を実施したり、
「会社に慣れる」前に「社会人に慣れる」ことを
目的とした研修を行います。
もちろん最初から現場でバリバリ働いてもらう企業もあるので、
そうなったらいかに早く仕事を覚えて職場になれるかが大事です！

 

 

学生から社会人へ
これは人生の中でも大きな転機のタイミングです。
もちろん最初は楽しいことよりも苦しいこと、
不安がいっぱいです。
ですがそれは新社会人みんな感じているので、
悩んだときは同期に相談して共有してください。
周りの先輩もそれを乗り越えて社会人になりました。

 

 

どんな環境に置かれたとしても、
社会人になったら一人で抱え込まない、
これが一つの「コツ」です。
社会って一人で太刀打ちできるほど簡単なものではないです。
すぐにできることではないので、
まずは周りの友人や家族と練習してみてください。
社会人になったときにきっと役立つはずです。

 

 

これから社会に一歩を踏み出す方々に、
ぜひ参考にしてみてください。