“ogawa” brand has a long history.

確かなモノづくりと確かなプライド

「THE CAMP BOOK」がきっかけで繋がったアウトドアプロダクトを数多く展開する、
ブランド“ogawa”。長く使えるクオリティの高い製品群が特徴だ。
アウトドア領域で繋がったきっかけで、店舗設計~施工を意匠建築事業部「ORGAN CRAFT」が内装を手掛けています。今回は取締役の坂本さん、アートディレクターの
大木さんにogawaブランドについてお伺いしてきました。

ogawaの今とこれからのビジョン

– これからのアウトドア領域でどういった事業展開をしていきたいですか?

大木さん :日本は、今アウトドアブームと言われています。その恩恵はもちろん受けさせていただいてますが、一時のブームで終わらせたくないんですね。大手他社さんでは、総合アウトドアメーカーとして展開しているところも多いですが、自社ブランドで全て揃いますよね。でもうちはあくまで基本はテント屋なので横の繋がりというか、他分野の専門メーカーさんと一緒にモノ作りをし、一緒にキャンプシーンを継続して盛り上げていきたいと思っています。例えばカトラリーなら「ここのメーカーさんいいですよ」とお勧めし、テントはogawaが一番お勧めです!というように。これからもテントを専門としたブランドとして最前線に立っていたいと思っています。

 

坂本さん:そうですね、長い間それでやってきて、評価や期待をいただいてるので、引き続きテントを専門とするメーカーとしてのしっかりとした立ち位置を守っていきたいです。

– 今推したい商品や売れてる商品はどんなものですか?

大木さん : 欲を言えば全部売れてほしいんですけど(笑)、現在売れてる商品は「アポロン」ですね。5人用のアーチテントです。発売した頃はそんなに動きはなかったのですが。

 

坂本さん:最近は、アポロンを使った「映える写真」をユーザーがSNSにアップしてくださって “SNS効果”で売れ始めたんですよ。ハッシュタグの数も桁が違います(笑)

 

大木さん:「アポロン」はファミリー向けの5人用テントですが、インナーテントを使わず、他のテントと連結させてグループキャンプの宴会幕にしたり、カスタム使用している人たちも結構多いです。

– こちらの店舗(GRAND lodge 小平)もそうなんですが、ロードサイドに直営店をオープンされるのが多い理由は何かあるんですか?

坂本さん : 最初は首都圏の東側に1号店をオープンしました。そして、西側にも展開していきたいと考えました。ogawaは背の高いテントが多く、4mくらいの天井高と広さが必要なんです。そのキーワードで合うところを探すと、ロードサイドの物件が多かったんです。

 

大木さん:ファミリーキャンパーメインなので駅前に出店する必要はないですし、オートキャンプが主体なので、車に持ち運びやすいことも重要視します。大きさ的に車にテントが乗るのか?など利用シーンを検証したいお客様が非常に多いので駐車場とお店の位置関係は物凄く大切なんです。それを考慮した結果、自然とロードサイドの店舗展開になった経緯があります。

 

ogawa 公式WEBサイトはこちら→ https://www.campal.co.jp/

 

– 次回に続く。

● キャンパルジャパン株式会社 取締役(写真:左)

坂本 雄一 - YUICHI SAKAMOTO -

ogawaに携わり27年。これからもogawaと共に成長します!


● キャンパルジャパン株式会社 アートディレクター・デザイナー(写真:右)
大木 秀樹 - HIDEKI OHKI -

前職まで広告業界でアートディレクターとして勤務。
現在はogawaの商品企画・広報・商品デザイン・DTPデザイン・フォトグラファー・店舗バイヤー・イベント業務を担当。

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